源兵衛川シンポジウムを開催

平成19年12月に発生した源兵衛川への生コン流出事故を受けこれまで実施してきた環境モニタリング調査結果等を通して、源兵衛川の水辺環境と生き物について学び、生態系再生に向けた取り組みについて考える「源兵衛川シンポジウム」を開催しました。
 当日は、魚類、水生生物、植生植物、鳥類、水質の専門家から、H19・20年度のモニタリング調査の結果を報告しました。魚類担当の富士常葉大学の山田辰美教授からは、ホトケドジョウの生息は確認できたものの体長や生息数が少ないこと、また、水生動物担当の遠藤浩紀先生・加須屋真先生、植生植物担当の菅原久夫先生、鳥類担当の滝道雄先生、水質担当の熊井陞先生からは、園芸種や外来種が増えている現状や、各ゾーンの望ましい管理方法などについて説明いただき、参加者とともに理解を深めました。
 グラウンドワーク三島では、来年度も引き続きモニタリング調査を実施する予定です。