1.窪の湧水ワンデイチャレンジを実施 2.インストラクター実地研修

1.窪の湧水ワンデイチャレンジを実施
 長泉町竹原の「窪の湧水」は、安政2(1855)年の大地震により水が湧き出したとされ、農業用水や特種製紙株式会社の水源池として利用されてきた湧水池で、ホタルが舞い、地域固有の貴重な森が残っています。今回、崩落防止のための溶岩石積み工事の終了を受けて、水遊び場やホタルの住みやすい環境をつくるため、水路の拡張、上流部水路への砂利入れや植栽、草刈り、ゴミ拾い等のワンデイチャレンジを開催しました。長泉町・清水町住民、特種製紙株式会社関係者、GW三島スタッフ等約50名は、グラウンドワーク三島や長泉ホタルの会、後藤造園の専門家の指導により、約2時間の作業を行いました。最後はビールとジュースで乾杯し、「右手にスコップ・左手に缶ビール」を実践しました。
 次回のワンデイチャレンジは、秋頃を予定しているほか、「窪の湧水生き物観察パンフレット」の作成にも取り組む予定です。

2.インストラクター実地研修を開催
 現在、エコ・リバーインストラクターのフォローアップ研修を実施中です。講座終了後は、実際にガイドを行うための準備として、源兵衛川や三島梅花藻の里など、GW三島のプロジェクト実践地ごとにチームを結成し、各担当分野の資料を集め、勉強会を行ってマニュアル作成を行ってきました。
 今回は、出来上がったマニュアルを基に、初の実地研修を行いました。約25名のインストラクターが参加し、午後よりガイドの研修を開始。2時間ほど現場を歩きながら順番に説明した後、三島梅花藻の里では、冷たい湧水に皆で裸足になって入り、ミシマバイカモのぬめりを取る作業を体験しました。最後はベテランスタッフに課題点と感想を話してもらい終了。インストラクターの方々の感想には、「時間配分が今後の課題」「フォローアップ研修の回数を増やして欲しい」などとても意欲的でした。今後の活躍が期待されます。