そばつくり隊・そばの種まきを実施

 午前中は、湧水と周囲の美しい自然林から成る「楽寿園」に生息する生き物を観察しました。トンボの専門家・加須屋真先生、蝶の専門家・谷川久男先生、害虫の専門家・池田ニ三高先生の案内で予想以上の多くの種類の昆虫を観察する事が出来ました。中にはセミに寄生するセミヤドリガの幼虫や県内では珍しいモンスズメバチ、イシノミを発見し、それぞれの先生方の説明を参加者50名は興味深く聞き入っていました。
 午後は、親と子の昆虫教室を開催しました。子どもは昆虫標本づくり、大人は身の回りの侵入害虫の講話を行いました。子ども達にとっては夏休み最後のいい思い出に、大人も身の回りの虫への理解となったのではないでしょうか。
 次回は9月9日(土)松毛川での「夜の鳴く虫を観察しよう」を開催します。詳細は事務局までお問い合わせください。


 地元農家との協働による箱根西麓農地での「三島雲助そば」栽培。昨年度の2倍の収穫を目標に、26日、種まきを行いました。
 参加者25人は、地元三ツ谷の農家、細井氏の指導を受け、先週の草刈りで残った雑草の除去と畑の整地を行った後、昨年収穫したそばの種まき作業を行いました。微風の吹く曇空の下、作業は順調に進み、正午にはほぼ作業を終えました。
 今後、順調に生育すれば、そばの花は10月中に見ることができます。今後は、畑の手入れや収穫作業を行う予定です。関心のある方は事務局までお問い合わせ下さい。