富士山湧水インストラクターフォローアップ研修を開催


 昨年度、養成講座が修了した「富士山湧水インストラクター」のフォローアップ研修を開催しました。それぞれのグループリーダーから、現在行われている湧水調査の中間報告と、三木廣氏(NPO法人富士山エコネット理事長)からインストラクターとしての心構えやエコネットの活動に関する説明がありました。
 現在、インストラクターとして、富士山周辺の湧水調査を始めています。グラウンドワーク三島スタッフの島崎禮次氏が中心となって調査計画をたて、南麓(沼津市、清水町、長泉町)、西麓(富士市富士宮市)、東麓(裾野市御殿場市小山町)、三島(三島市)の4つのグループに分かれて総勢約30名のインストラクターが、湧水のいわれ、生物情報、流量、水量変化、水利施設などの情報を集めています。また、パックテストを用いた水質調査も行っています。この活動は4月中旬まで続けられる予定です。
 今後は三島グループが集めた情報を元に、「湧水マップ改訂版」を三島ゆうすい会と協力して作成したいと考えております。また、富士山周辺のマップづくりや、子ども達が中心に行う湧水探検隊の結成なども考えております。
 今後の富士山湧水インストラクターの活動にご期待ください!