平成19年度通常総会を開催


 総会に引き続き、情報交換会を開催し、約70名が参加しました。
 基調講演は、事務局長渡辺による『グラウンドワークによる地域再生の論理と実践』をテーマに、今までの経験を交えた成功要因について発表しました。
 続いて、『グラウンドワーク三島の多様な主体による活動報告』として、以下の取組みについての報告がありました。
・富士山湧水調査(湧水インストラクターによる湧水調査の概要と主な湧水の紹介)
・まちナビ、富士山湧水マップ(インターネットを利用した情報発信システムの説明と今後の取組みについて)
・松毛川、窪の湧水自然環境調査(松毛川子ども環境探検隊や専門委員会での取組み紹介、窪の湧水の整備活動と生き物観察ガイドの紹介)
・せせらぎシニア元気工房による環境コミュニティビジネスへの取組み(そば作りなど人的・環境資源を利用した新しいビジネスモデルへの取組み)
・英国グラウンドワーク視察研修(研修に参加した大学生による活動報告と感想)
カンボジアアンコールワットアメリカマウントレーニエ国立公園への取組み(バイオトイレの紹介とカンボジアアメリカへの展開について)
 約3時間の長時間にもかかわらず、時折笑いを交え、様々な人たちの関わりによる多様な取り組みの様子を理解することができました。



 平成19年度通常総会をVia701にて開催し、下記の議案が賛成多数にて承認されました。
(1)平成18年度事業報告及び決算報告承認の件
(2)平成19年度事業計画及び収支予算決定の件

1.まちめぐりナビプロジェクト(まちナビ)「せせらぎの街・三島ぐるっとエコツアーナビ」
2.「水の山・富士山ぐるっと湧水探検隊」の結成と富士山湧水インストラクターの育成
3.「富士山の水文化を世界に発信」(湧水マップの掲載)
4.「子どもとシニアで作る森の昆虫博物館」
5.「よみがえれ松毛川・子ども環境探検隊」
6.三島門前屋台村・まちなか市民大学・三島みがき隊大学対抗プレゼン発表会
7.「山岳トイレ実証実験」
8.日韓文化交流基金「韓日バイカモ保全青少年環境探検隊交流事業」
9.「ESD推進事業」…環境出前講座(そよかぜ学習)・インターンシップ等の企画運営
10.環境バイオトイレの海外展開
11.富士山・地球環境貢献基金の創設