松毛川子ども環境探検隊「水の中にすむ生き物を観察しよう」を開催


 晴天の下、松毛川河畔林の再生を目的とした、ゴミ拾いと植林作業を実施しました。地元御園町内会の方々をはじめ、親子や学生など約60名が参加しました。
 はじめに、松毛川河畔のゴミ拾いを実施しました。参加者は竹やぶや水際に捨てられている、空き缶・空き瓶をはじめ、扇風機、ファンヒーター、ビニール等の大量のゴミに驚いた様子でした。瞬く間に大量のゴミを収集しました。
 続いて、富士常葉大学非常勤講師・富士山自然誌研究会代表の菅原久夫講師から、松毛川の河畔林の貴重性についてのお話を伺った後、エノキ、ムクノキ、ケヤキをはじめ、在来植生15種類、300本の植林作業を開始。参加者は、講師の指導の下、大粒の汗を流しながら、約2時間、植林作業に取り組み、松毛川の河畔林再生の第一歩を記すことができました。
 松毛川子ども環境探検隊は、次回7月22日(日)の「松毛川の未来を考えるセミナー」で最終回を迎えます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。



 松毛川子ども環境探検隊の第8回目は、講師に遠藤浩紀さん(長泉町立北中学校教諭)を迎え、松毛川にすむ水生生物の観察会を開催しました。前日までの雨も上がり、田んぼには稲が青々とする中、親子や学生など45名が参加しました。一行は、狩野川沿いの堤防から松毛川を見渡し、三日月形の止水域や貴重な河畔林の説明を受けた後、松毛川へ向かいました。
 遠藤講師からは、かつて松毛川を覆い尽したホテイアオイが温水池で増えている現状とヘドロ化の問題などの功罪や、特定外来種に指定されているカダヤシとメダカの違いについて説明を受けました。また、周辺の田んぼからはカブトエビを観察することができ、松毛川周辺の多様な水生生物について学ぶことができました。