三島南高ビオトープ・事前整備作業を実施


 平成15年(2003)、「うっそうとした湿地」をコンセプトに、サイエンス部生徒と共に造成した三島南高ビオトープは、在来のメダカが繁殖するビオトープでしたが、2006年、グランドの拡張工事によって埋め立てられ、メダカ救出も行いました。
 この度、テニスコート北側の敷地に、同じく「うっそうとした湿地」をコンセプトとしたメダカの成育に適したビオトープの再建工事を行うこととなり、事前整備作業を実施しました。
 当日は、南高ビオトープ委員会生徒、PTA、教職員、グラウンドワーク三島スタッフほか約20名が参加。まず生徒たちは、加須屋真先生(富士常葉大学非常勤講師)の案内で、どのような植物をビオトープで管理するのかを考えるため、高校周辺の環境調査を実施しました。
 午後は、木橋等の材料に使用するヒノキ丸太の皮むきと共に、ビオトープの水源確保のための工事を実施。ビオトープ用地には防災倉庫が隣接しており、緊急時の防災機能(水源確保)も備えたビオトープを目指しているためです。
 次回は8月19日(日)に本作業を実施し、粘質土のはりつけや木橋の設置等を実施する予定です。