三島測候所跡地マンション計画の取り止めに関する「覚書」を締結


三島測候所跡地に高層マンションが建設されることに関わり、歴史的・気象学的に重要な気象観測資料の継続性と良好な住環境への悪影響が危惧されていた問題で、このたび建設業者である(株)マリモより、いくつかの条件付きながら、マンション建設の見直しの意向が打ち出され、新たな局面を迎えることになりました。
 (株)マリモは、現在までの地元と保存する会の活動を評価し、三者による何回かの話し合いを経て、今回、地域住民、NPO、企業とのパートナーシップによる信頼関係の構築を前提とした、新たな三島測候所の存続運動を展開していくことになり、3月21日午前11時よりマンション建設予定地において覚書を締結するとともに、共同記者会見を開催しました。
 今後は、三島市長や静岡県知事に対して、土地買収の要望に関する署名や募金活動などを展開していくことになりました。