日韓バイカモ青少年国際環境交流を実施


グラウンドワーク三島では、2004年5月に「韓国ナショナルトラスト江華バイカモ委員会」と環境交流協定を締結し、交流事業を実施してきました。今回、さらなる交流の拡充を目的に、韓国江華島から小学生18名、大人8名が三島を訪れました。
 初日は三島市長への表敬訪問後、柿田川や長伏小ビオトープ境川・清住緑地などをめぐり三島市内の環境学習を行い、夜は日本のお祭りや温泉を楽しみました。8日、9日とホームステイを行い、三島の小学生をはじめホストファミリーとの交流を深め、三島市民の日常生活を体験しました。
 翌9日は三島梅花藻の里でのミシマバイカモの整備作業体験や源兵衛川でのちゃんかけ拾いを行った後、せせらぎシニア元気工房で手桶・ひしゃく作りと打ち水を体験したほか、昆虫博物館のオープンを祝いました。夕方からはあいにくの大雨となりましたが、日韓子ども環境会議をVia701にて開催し、両国の子ども同士による環境情報の交換が行われました。
 10日からは場所を富士山に移し、バードコール作りを体験したりインストラクターの指導のもと青木ヶ原樹海を散策し、富士山周辺の地形や植生の学習をしました。
 今回の交流では、子どもたちが積極的に作業を体験し、多くの交流が生まれました。今後は、本年秋頃に日本人小学生の訪韓を予定しています。