第1回「三島は水のうらどおり〜三島市内の湧水地をめぐろう〜」を開催しました。


三島市とその周辺地域における水辺の環境再生に取り組んできたGW三島では、その源である富士山湧水の保全活動にも取り組んでいます。「富士山湧水子ども守り隊」では、子どもたちを対象とした、富士山湧水に関する学習と保全活動を行います。第1回目の今回は、参加者16名でDVD『富士山湧水物語』の鑑賞、そして三島市市街地の湧水めぐりを行いました。
 DVD『富士山湧水物語』の鑑賞では、富士山湧水の仕組みや、三島市をはじめとした富士山周辺のさまざまな湧水地の紹介、湧水が生活や産業の中でどのように使われているかを学びました。子どもたちからは「知っている湧水地はたくさんあるけれど、その湧水量が減少傾向にあることは知らなかった」「普段から水を大切に使うようにしたい」といった感想が寄せられました。
 そして、GW三島富士山湧水インストラクターの案内で、実際に三島市中心部の湧水スポットもめぐりました。例えば「楽寿園・小浜池」、「白滝公園」、「搗屋の道(つきやのみち)」など、水の量が減少していることを確かめ、湧水の減っている現状を実感しました。
 次回は1月17日(土)「意外に知らない湧水のこと〜窪の湧水でいろんな水を知ろう〜」を行います。「窪の湧水」にて、湧水と市販の水などを比較しながら、その水質について調べます。ぜひご参加ください。