鎮守の森探検隊(4) 君も昆虫博士になろう!

4回目の「鎮守の森探検隊」のプログラムは、午前は楽寿園に生息する生き物の観察。午後はダンボール製の簡易飼育箱を作り、昆虫の育て方について学びました。

 楽寿園は、うっそうとした森に囲まれた広さ約71,850?の自然豊かな公園です。この広い敷地内を網や虫かごを持った家族連れが総勢54人集まり、2時間ほど昆虫探しに熱中しました。この暑い時期、一番多く目に付いた昆虫はやはりセミ楽寿園には、アブラゼミクマゼミ、ニーニーゼミの3種類が生息しています。泣き声も抜け殻もそれぞれ異なるので、その違いを観察することができました。

 本日は暑い一日でしたが、森の中は涼しく、温暖化を抑制する為にこのような街中の公園は、とても重要であるという先生のお話の意味を、身を持って実感することができました。

 午後は場所をVia701のホールに移し、簡易飼育箱を作りました。バッタやカマキリ、コオロギ、カタツムリなどの昆虫に適した飼育箱です。定規やカッターを使い、親子で一緒になって作り、完成後は先生からどんな風に昆虫を育てたら良いのか、飼育のコツを教わりました。

 カッターを使ってダンボールを切るのは、低学年の子どもには危険を伴い大変そうでしたが、お父さんやお母さんに怒られながらもきちんと使い方を教わったりと、親子の触れ合いの機会ともなったのではないでしょうか? (陽)