鎮守の森探検隊-9〜富士山雪原探偵団〜

本日の「鎮守の森探検隊」第9回目のプログラムは、山梨県河口湖町青木ヶ原樹海に行ってきました!今回は雪が積もった中での樹海散策を予定していましたが、今年は暖冬なのでしょうか?残念ながら、雪は日陰にわずかに残る程度でした。でも、その変わり、様々な種類の木の実、また、リスが食べ残したマツボックリの残骸(通称:エビフライ)など、たくさん発見がありました。

 私たちはまず「富岳風穴」に入りました。樹海の中にはたくさんの洞窟があります。洞窟に降りていくと、氷柱が天井から垂れ下がる光景に参加者は大興奮です。昔は、木の実や繭玉の貯蔵のために冷蔵庫代わりに利用していた状態がそのまま残されており、昔の生活の様子を垣間見ることができました。

 午後は、富士吉田町にある北口本宮富士浅間神社に向かいました。富士山との関わりの深い神社で、富士山の山開きの儀式を行ったり、また、富士登山道吉田口のスタート地点でもあります。樹齢数百年の杉からなる鎮守の森が続き、大変厳かな感じがしました。

 本日は青空の下、私たちの生活に欠かすことが出来ない大切な湧水の源である富士山について学ぶことができました。なかなか訪れることが出来ない樹海での観察会に、雪原探検とはいきませんでしたが、樹海の不思議な自然に触れ、新しい発見をした楽しい一日となりました。
 なんと次回1月30日(土)に開催する「野鳥観察&ネイチャークラフト教室」が、ついに本年度最後の「鎮守の森探検隊」のプログラムとなってしまいました。来週も皆さんと一緒にしっかりと学んできます!(陽)