松毛川ナイトセミナーを開催

 狩野川流域に唯一残された旧河川敷の三日月形の止水域である松毛川(旧川)を知るナイトセミナーを開催しました。
 当日は、渡辺豊博事務局長より、松毛川の重要性や保全の必要性の説明の後、菅原久夫氏(富士山自然誌研究会代表)、滝道雄氏(日本野鳥の会富士支部支部長)、加須屋真氏(日本蜻蛉学会会員)による植生・植物、鳥類、トンボ、魚類について、それぞれの専門分野の発表を行い、松毛川の代表的な種として、植生植物はムクノキ・エノキ、鳥類はカワセミ・サギ・タカ、魚類等では海と松毛川がつながっている証拠であるボラ・タイリクバラタナゴ・モクズガニ、トンボではウチワヤンマ・タイワンウチワヤンマ・オオヤマトンボが示されました。参加者45名からは様々な質問も出て、関心の高さが伺えました。