「鎮守の森探検隊」? 冬の里山を観察しよう 

曇り空の下、冬の松毛川の親子自然観察会がスタートしました。富士山自然誌研究会の菅原久夫先生から草本植物についての説明を聞きながら、松毛川河川敷を歩き、人が通るところには必ず生息しているといわれているオオバコや、春の七草であるホトケノザハコベなどが観察できました。普段は何気なく通っている土手に美しい花が咲いており、植物の戦略などの仕組みに参加者は聞き入っていました。
また、日本野鳥の会東富士支部の滝道雄先生の説明を聞きながら、望遠鏡や双眼鏡で鳥類を観察し、カワラヒワの群れがハヤブサを取り囲んで追い出す「擬攻撃」の珍しい光景を見ることができました。また、狩野川ではオオバンの群れが魚を採る様子も見ることができ、合計11種の鳥類を観察しました。風も強く寒さも厳しい天候でしたが、充実した観察会となりました。
 来月、1月22日(日)は、いよいよ鎮守の森探検隊の最終回となります。今までのまとめなので、ぜひ皆さん参加してください。