第9回 三島・鎮守の森探検隊成果発表会を開催 

 三島・鎮守の森探検隊最終回が開催されました。日本蜻蛉学会の加須屋真先生から、アリには胸と腹の間には腹柄節というものがあり、この形と数で、アリを見分けることができるという説明をうけました。腹柄節はいわゆる電車の連結部と同じ働きをし、これがあることにより、狭い巣の中も動き回れるという説明をうけ、参加者はいつも見慣れているアリにそのような構造があったことにビックリしていました。また、アリはハチの仲間であり、原始のものにはハリを持つトゲアリという種が生息していることを知りました。実体顕微鏡を用いて、トゲアリのハリを見ることができ、参加者はアリの不思議な生態に驚いた様子でした。
今回で、三島・鎮守の森探検隊2006は皆様のご理解とご協力のおかげで無事に最終回を迎えましたが、来年度も継続して続けていく予定です。詳細はまた後日お知らせいたしますが、来年度も多くの皆さんのご参加をお待ちしております。