第2回 冬の生き物を探してみよう

 第2回目の探検は、総勢31名の子どもと大人が松毛川に生息する生き物を観察しました。
 モズやカルガモ、ミサゴなど10数種類の鳥、冬越しをしているテントウムシやカマキリの卵を観ることができました。鳥を見つけるたびに、日本野鳥の会東富士支部の滝道雄先生から詳しい生態の説明があり、参加者は興味深く耳をかたむけていました。
 松毛川の河畔林付近では、三島市の鳥でもあるカワセミも近くで観察することができました。青く美しいこの鳥は、市内に生息しているものの、警戒心が強く、なかなか人前に姿を現してくれません。しかし、今日は3羽のカワセミが参加者の前に姿をあらわし、近くまで来てホバリングをし、魚を捕る様子まで見せてくれました。
 また、日本蜻蛉学会の加須屋真先生からは、松毛川がどのようにできたのか、また、松毛川や河畔林の重要性などの話を聞き、参加者にとっては松毛川のことを考えるきっかけになったのではないでしょうか。。
 次回は3月10日(土)に「ゴミマップ作り」を行います。当日は人数が必要です。多くの方々のご参加をお待ちしています。(全労済環境活動助成により実施しています)