第3回源兵衛川環境モニタリング調査を実施しました。


 さる12月21日に源兵衛川中流部に生コンが流出する事故が起こりました。グラウンドワーク三島では、この危機的な環境被害を踏まえ、翌日の22日から人海戦術による回収作業を進め、現在、源兵衛川はほぼもとの水質に戻ることができました。しかしながら、環境省レッドデータブック・絶滅危惧?B類の「ホトケドジョウ」をはじめとして、多くの希少な水生生物が死滅してしまいました。
 そこで、環境の専門家を講師に迎え、源兵衛川の希少種を含めた各種の生態系環境の状況把握と今後の環境対策の基礎資料の作成を目的とした、第1回の「環境モニタリング調査」を2月3日に、第2回を2月22日に実施しました。
 3月19日・22日に実施した第3回調査では、ホトケドジョウの確認数が前回より少なく、その卵を食べるトウヨシノボリが確認されたことから、今後の動向に注意が必要であること、・2ゾーンで特定外来生物であるカダヤシを発見したため、なぜ越冬できたのか考察する必要があることが報告されました。
 源兵衛川環境モニタリング調査は来年度も実施予定です。詳細は決定次第掲載します。