鎮守の森探検隊6 声を楽しむ秋の鳴く虫 夜の観察


鎮守の森探検隊の5回目は、松毛川に生息する秋の鳴く虫の観察会が開催されました。
 長伏公園に集合したのは7組の親子と講師の杉本武先生(バッタ・ガの専門)、加須屋真先生(トンボ・アリの専門)など約30名。夕刻に長伏公園を出発した一行は、公園にいる虫の鳴き声を聴きつつ、松毛川へと向かいました。
 講師の先生方は虫の鳴き声を聴き分け、参加者にわかりやすく教えてくださりました。参加者の子どもたちも虫の鳴き声を聴いては先生に聞いたりするなど、積極的かつ楽しそうに参加し、自然と触れ合い、生き生きとした子どもたちの笑顔が非常に印象的でした。
 最後に、杉本先生から、虫の鳴き声を聴き分けるのはなかなか困難だが、文部省唱歌「虫のこえ」の歌詞にあるマツムシ、スズムシ、キリギリス、クツワムシの鳴き声は是非知っていて欲しい、とのお話をいただき終了しました。
 幼少時代におけるこのような自然との触れ合いは、自然・環境への関心を抱く大きなきっかけとなり、このような経験をした子どもたちが、三島の自然を守る次代の担い手として育っていくこととなるでしょう。
 次回は10月11日(土)、「海辺の松原が守る私たちの生活・松原の大切さを知ろう!」を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。