三島そば、韓国スタディ・ツアー、鎮守の森探検隊

●三島そば 収穫・脱穀作業を実施

箱根西麓・三島市三ツ谷地区で5年目を迎えた「三島そば」づくり。その収穫・脱穀作業を実施しました。
 8月下旬に種まきを行った「三島そば」は、台風や大風などの大きなダメージもなく順調に生育。9月下旬に満開の花を咲かせ、例年よりも早い収穫作業となりました。
 暖かな天候のもと、当日はそばつくり隊メンバーら15名が参加。実が黒くなったそばを鎌や鋏で刈り取り、古農具の足踏式脱穀機2基で脱穀。その後、ふるいにかけ、乾燥しやすいように、メッシュのバッグに詰めました。収穫した「三島そば」は、三島市内の飲食店に供給するほか、年末にかけてお披露目を行う予定です。
 今年は、昨年よりもそばが多いため、作業は1日では終わらず、11月9日(日)にも実施します。関心のある皆様のご参加をお待ちしております。

●韓国スタディ・ツアーを実施

2003年から続いている日韓バイカモ交流の一環として、国際交流基金日韓文化交流基金の助成を受け、この度、大学生6名、小学生5名、そしてGW三島の中川副理事など関係者5名の合計16名で、韓国の江華島とソウルを訪問しました。
 初日は、成田空港で韓国文化・歴史、そしてハングル語の講座を受け、韓国到着後は、焼肉を堪能してからオンドルで温かいペンション部屋に泊まりました。
 2日目は、いよいよバイカモ保全活動です。ちょうど韓国で開催されていたラムサール条約の締約国会議において、GW三島が支援してきた江華島バイカモ保全地が、ラムサール条約湿地に登録されたという嬉しい報告も届きました。午後は、江華島の町づくりについて視察の後、小学生たちは韓国人のお宅にホームスティに向かいました。またその間、大学生たちはBBQを囲みながら、韓国の大学生との交流会でした。
 最終日は、ソウルに移動し、大都市の中心部に蘇った清流、清渓川辺や南大門市場を散策して、出国時間ぎりぎりまでソウルを満喫しました。
  今回交流した韓国の大学生らが、11月22日〜25日にかけて来日します。23日の夕方には、三島で交流会も開催しますので、是非ご参加ください。

●鎮守の森探検隊7 
きみも樹木博士になろう〜山田川流域での樹木観察とネイチャーゲーム〜

三島市北部を流れる山田川の流域には、豊かな里山の自然が残されています。今回の鎮守の森探検隊は、市内中心部から車でおよそ20分の、この山田川上流の里山で、樹木観察とネイチャーゲームを行いました。 16名の参加者は、事前に用意された質問用紙を見ながら、「ネイチャービンゴクイズ」を埋めていき、さらに途中の竹枝の落ちている広い場所では、足音を立てずに気配を感じるゲーム「いねむりおじさんゲーム」を行いました。子どもたちは、講師の山口康裕氏(天城のブナと語る会会長)・田所雅子氏(天城子どもネットワーク代表)の話を聞きながら、「見る」「触る」「聞く」だけでなく、木の葉のにおいを確かめたり、フユイチゴの実を食べたりなど、五感をフルに使って里山の自然を楽しみ、樹木や植物の不思議を存分に学びました。市街地から少し離れるだけで楽しむことのできる里山の自然に、子どもも大人も新鮮な驚きと感激を持って、秋の自然を楽しむことができました。