水の都・三島 環境わくわく子ども探検隊

境川・清住緑地の野鳥観察と水質調査―バードウォッチング・湧水さがし・収穫祭!」

地域固有の生態系を再生したビオトープ境川・清住緑地」では、湿地を活かした田んぼ、池や川には湧水の出るポイント、そして地域の植物が自然な状態で再現されており、そこに集まる様々な生きものが見られます。今回の環境わくわく子ども探検隊は、この境川・清住緑地での野鳥観察、湧水調査、そして緑地の田んぼの収穫祭を行いました。約40名の子どもたちは3班に分かれ、野鳥観察・水質調査・餅つきをそれぞれ交代に行いました。
 まず野鳥観察では、日本野鳥の会東富士支部支部長の滝道雄先生を講師に招き、緑地と丸池に集まる鳥を観察しました。当日は晴天でしたが強風の天候の中、モズ、カルガモコサギなどを確認することができました。また、湧水調査では緑地の湧水を採取し、GW三島湧水インストラクターの説明の下、水温や簡易水質調査キットを使ってpHやCODを調べました。この日の湧水の水温はおよそ16℃。気温は11℃のこの日、子どもたちからは「湧水のほうが温かく感じる!」という声が聞かれました。そして、お昼には境川・清住緑地愛護会の皆さんの協力により、緑地の田んぼでとれたもち米を使ったつきたてのお餅を味わい、緑地の恵みを実感しました。
 今年度のわくわく探検隊は次回で最終回です。1月24日(土)、松毛川での野鳥観察と、ネイチャークラフトを行い、1年間のまとめをします。どんな冬鳥が見られるでしょうか?最終回もお楽しみに!