大和日英基金助成事業 英国GAPの若者が来日・交流研修を実施


日英若者体験交流の一環として、グラウンドワーク・ブラックカントリーよりGAP(Graduate Apprentice Programme)の若者ボランティアたちが交流・視察のために三島などを訪れました。9月の訪英スタディ・ツアーに参加した早稲田大学都留文科大学の日本人学生らも駆けつけ、再会を喜びつつ、みどり野ふれあいの園、境川・清住緑地、そして三島梅花藻の里などのグラウンドワーク三島の実践地を視察。日英グラウンドワークの印象や展望について熱いディスカッションを交わしました。また一行は、沢地グローバルガーデンでの植樹や、源兵衛川チャンカケ拾いなどの作業も体験した他、三島市内散策、三島市国際交流協会表敬、富士山の自然散策、バイリンガル環境かるた体験、東京・浅草観光、そしてホームステイなどを通して、日本の自然・歴史・文化を満喫しました。
 三島市長表敬の際、GAPボランティアのひとりデイビッドさんは、三島の印象について「ゴミひとつ落ちていない美しい街。地域の人びとが街を大切に思い、文化を守ろうとしている姿勢に感心した」と語りました。また団長のニッキーさんは、「今後、日英若者がそれぞれ相手の国の文化を体験しながらグラウンドワーク手法を学べる協働型のインターンシップ制度ができたらいい」と将来の抱負を語り、今後の事業拡大を期待させる有意義な交流となりました。