鎮守の森探検隊(1) 木と魚は友達だ!〜魚つき林を探検しよう〜


 今年で8年目を迎える「鎮守の森探検隊」が、今年もスタートしました!
第一回目の今日は、真鶴岬の魚つき林で、林が海にもたらす影響を学びました。

 真鶴の魚つき林は、カシやシイの大木(樹齢200〜300年)が立派に成長した、見ごたえのある照葉樹林です。足元をみると落ち葉の下の腐葉層には、ウロコアリや巨大ヤスデなど様々な生き物が潜んでおり、子どもたちは夢中になって探していました。その他にも、綺麗な色の落ち葉や、木ノ実を探す子どもたち。各自が思い思いに興味あるものを発見し、楽しんでいました。

 この森の土壌に浸透した水が栄養分とともに海に流れ込み、プランクトンがその栄養分を食べて繁殖します。そしてそのプランクトンを求めてたくさんの魚が住み着きます。参加者からは「だから森は大切なんだね。」という声が聞こえてきました。

 観察終了後、参加者は各自、海岸で昼食をとったり、岩場の生き物を探したりと、今日は森と海の両方の世界を覗くことができました。(陽)