鎮守の森探検隊(3) 調べてみよう!川の水質と川虫の関わり

「鎮守の森探検隊」3回目のプログラムは、毎年恒例となりました大人気の源兵衛川での水生昆虫の観察と水質調査です。

 ですが、雨が降りだし、一時は「もしかしたら川に入れないかも!」と不安がよぎりましたが、雨は途中で止み、当初の予定どおり川に入って昆虫探しを楽しむことができました。残念ながら、水質調査は川の水が普段に比べ濁っているため中止となりました。

 川に入るとき子どもたちは恐々とした様子でしたが、タモの使い方を教えてもらい、次第に慣れてくると、夢中になって水中に潜む生き物を探すようになりました。オニヤンマやコオニヤンマの幼虫、ドジョウ、ツチガエル、アブラハヤなどを見つけ、大きな声でその喜びを表現していました。

 一番多く捕まえることができたのは、ザリガニです。ザリガニは外来種であり、他の水生昆虫を食べて、どんどんその数を増やす厄介者です。多くの参加者がザリガニは持って帰り、その他の生き物は観察後、川に戻しました。

 なかなか明けない梅雨に困惑させられましたが、時間たっぷり堪能することができ、源兵衛川の魅力を再発見することができました!(陽)