腰切不動尊例祭実施

 9月28日(月)三島市南本町にある腰切不動尊で例祭が行われました。
 腰切不動尊は、1633年に御殿川の川底で見つかった石像で、腰から上しか彫られていないので、腰切の名で呼ばれています。腰から下の病や安産にご利益があるとされ、人々からは「田町のお不動さん」と親しまれ、大切に守られてきましたが、いつしかその存在も忘れられていました。
 GW三島では平成11年、地域の歴史・文化を残そうと、地域の人々・大学生とともに、5月の大祭、年に2回の例祭を60年ぶりに復活させました。
 9月の例祭が行われたこの日は、晴天の下、十数年前からこのお不動さんを守り、大切にしてきた人々が集い掃除と読経の後、健康祈願をしました。
 参加者の一人は「大正生まれだけど、おかげさまで元気。このお祭りを楽しみにしていたのよ」と語ってくれました。
いつまでも健康で、長生きしてください。
次の例祭は、1月28日に行います。(山)