先進地視察

 「ふるさと三島・農と街中連携協議会」企画の視察研修に協議会関係者と行ってきました!

 視察先は八ヶ岳南麓の北杜市大泉村。恵まれた自然を生かして農業が営まれていますが、水稲減反政策と農家の高齢化・後継者不足による農地の遊休化が進んでいました。そこで、平成8年、転作の推進と特産作物開発を図るため、水田転作推奨作物として「そば」の作付けを始めました。現在は、特産品として栽培面積も約75ha・収穫量56トンと大規模に行っています。さらに販売は村内にある「そば処いずみ」「そば打ち体験館」だけではなく、県内外にも販路を広げています。

 まず、一行はそば打ち体験館にて、引き立てのいずみそばを自ら打つ体験をしました。5グループに別れ、2名の地元の方の指導のもと協力しながらの作業です。
 

 その後、自分たちで打ったそばの試食タイム。引き立ての粉、とても香りが良かったです。お味はというと、太さが各テーブルそれそれ異なるように意見も様々でした。

 
 食事後、組合の方からの説明をしていただきました。大規模に実施できる理由には、補助金を上手に利用していることがよくわかりました。また、作業の機械化も進んでおり、製粉所でそれらを目の辺りにすることができ、おおいに納得しました。

 当協議会には無い立派な施設を兼ね備えた場所でしたが、逆に三島が有する人的資源・人々の意識の高さなどの良さを改めて感じる事もできました。現在、そば栽培を始め5年が経過し、昨年は200kgと収量は着実にあがっております。私たちのそば栽培は次へのステップアップを目指し、多くの方の意見を取り入れながら、発展していきたいと思います。