源兵衛川で初蛍!!!

 「水の都・三島」の代表的な水辺自然環境である農業用水路・源兵衛川。これまでの多くの市民による水辺自然環境の改善・再生活動により、かつての清流がよみがえり、今では、清流のシンボル・絶滅危惧種ホトケドジョウゲンジボタルが自生するまでになりました。
 
 今年も、いよいよホタルが飛翔するシーズンがやってきました。初蛍は、5月6日(木)の午後8時に、1匹を確認しました!昨年・一昨年は5月4日に確認しており、例年より2日遅れの発見となりました。

 ゲンジボタルは、幼虫の時を水中で過ごし、淡水の巻貝(カワニナ)を食べます。幼虫は、さなぎになるために上陸し、歩きながらよい土を選び、良い場所が見つかるとそこに潜り込み、「土まゆ」をつくってさなぎになります。そこで約40日間じっとしたまま過ごし、羽化をして成虫になります。

 清流がよみがえった源兵衛川中流部では、5月下旬から6月上旬にかけて、数多くのホタルを観察することができます。

 ちょうど現在、ホタルの幼虫が水際などの湿地や岸辺の土中に「土まゆ」をつくっています。グラウンドワーク三島では、5月9日の源兵衛川一斉清掃においては、水際を踏み荒らさないよう、環境配慮のお願いに回る予定です。みなさんで源兵衛川の水辺自然環境を守り育てていきましょう。