雷井戸再生ワンデイチャレンジ

三島市南本町の「雷井戸」は、1年を通して湧水が自噴している、直径3.6m、深さ2.0mの市内最大の井戸です。かつては田町簡易水道の水源地でしたが、その役目を終え放置されていたものを、グラウンドワーク三島が泉トラスト運動により買収し、地域住民の皆様や企業との協働により整備を進め、維持管理を行っています。

 今回、老朽化により井戸蓋が一部壊れたため、雷井戸のリニューアルのための「ワンデイチャレンジ」を開催しました。

 リニューアル前の雷井戸です。井戸蓋の竹材部分が壊れています。

 当日は、近隣の住民の皆さん、遊水匠の会メンバー、グラウンドワーク三島スタッフなど20人が参加しました。井戸蓋を取り外すと、、、 

 直径3.6mの井戸の中が見えてきました!

 胴長を着て井戸の中に入り、7年ぶりの底さらいのスタートです。

 シャベルとバケツを上手に使いながら、およそ2トンの堆積土砂をさらいました。湧水の出も、明らかによくなりました。


 
 底さらい終了後、遊水匠の会の手により、新しい井戸蓋が組み立てられていきます。

 完成!新たに手押しポンプも設置して、訪れた方が水に親しんでいただけるようにしました。

 リニューアルされた「水の都・三島」の宝物である雷井戸に、皆様ぜひお立ち寄りください!



※雷井戸の全景です。



※グラウンドワーク三島ホームページ
http://www.gwmishima.jp/