第9回「鎮守の森探検隊」スタート!!
“子どもゆめ基金”の助成を受けて行われてきた「鎮守の森探検隊」!
今年でなんと9年目となりました。
一年を通して10回行われるうちの第1回目、『森と川・水源の森に生きる生物を見つけに行こう!』が伊豆市の萬城の滝キャンプ場にて行われました。
参加者は約60人の親子。
案内人には、専門家の加須屋真先生・杉本武先生・原茂光先生をお迎えしました。
各自、網や虫かごを持参して、さあ森の中へ出発です。
午前中、約二時間半森の中を歩くとたくさんの生物に出会うことができました。
トンボやサワガニ、クワガタ、クモ、アリ、バッタ、ケムシ、ヘビ、トカゲの卵など…
総称すれば同じ名前の生物も一つひとつに名前がちゃんとあって、ルーペでのぞくと体の形や色が違う!
生物の神秘さについて先生たちから教わるたびに湧きあがる驚きの声と歓声。
そして子どもたちの真剣なまなざしはとても印象的でした!
心配していた雨も一時止み、午後からは川の生物探し。
川の中では、サワガニやヤゴ、カワニナ、トビゲラ、ヒル、トンボなど…
石をどけてみたり、落ち葉の間を探したり、虫かごを水中メガネのかわりにして探したり、川でもたくさんの生物に会うことができました。
途中、雨にうたれる場面も何度かありましたが、それもまた自然の恵み。
全身で自然を感じることができた一日となりました。
10回を通して森をさまざまな角度からのぞき、体感することを目的としている「鎮守の森探検隊」。
地球のスポンジとなり雨をためて調節する役割を果たす森たち。
それによって守られているのは森だけではありません。
そこにすむ生物たちの生態系、そして私たちの暮らしもまた森の存在によって守られています。
今回の探検隊ではそんなことに気づくことができましたね♪
第二回の探検隊ではどんな生物に会えるのか、どんな自然の神秘に触れられるのか、とても楽しみですね!
次回の鎮守の森探検隊は7月24日(土)『調べてみよう!川の水質と川虫の関わり』です。随時グランドワーク三島にて受け付けておりますので、お気軽におたずねください♪