鎮守の森探検隊10〜野鳥観察とネイチャークラフト〜

 10回目をむかえました本日の「鎮守の森探検隊」は、今年度の最後のプログラムです。青空の下、多くの参加者を向かえ午前と午後の2部構成で実施しました。
 午前は三島市の南端に位置する松毛川の河畔林での野鳥観察です。本日観察できたのは、モズやヒヨドリなどの小さな鳥や、カワウ、トビなどの大型の鳥など含め、全部で23種類です。それぞれ見分け方の特徴や生態について、詳しく講師の滝道雄先生(野鳥の会東富士支部支部長)より教えてもらいました。

 また、カワセミの姿も見えました。珍しいことに空中で羽をバタつかせながら滞空し、獲物をねらうホバリングという行動も見られました。色々な発見があり、その都度思わず歓声があがり、鳥が逃げないように声を押し殺すのにとても苦労しました。
 

 午後は記念品作りで、ネイチャークラフト教室です。これまでの観察会などで集めてきた自然の素材を使い、グルーという道具を使いながら参加者は思い思いに一生懸命、作品を作りあげました。富士常葉大学の「自然体験活動研究会」の学生さんにも、応援してもらいました。

 今年で8年目となった「鎮守の森探検隊」ですが、多くの方のご協力を得ながら、本年も無事10回のプログラムを終了する事ができました。多くの方が「鎮守の森探検隊」を通じ、三島や周辺の様々な自然について学び発見をすることが出来ました。今後もこの素晴らしい環境を守り育てていくために、一緒に活動をしていきたいと思います。