「農村カフェ」見学

 午後からは、遊水匠の会の皆さんが改装している「農村カフェ」の見学と作業のお手伝いに、三島市元山中へ行きました。ここも三島駅から約15分ほどの距離ですが、昔ながらの農村風景が広がります。匠たちの技によって見事に生れ変りつつある「農村カフェ」、箱根西麓での素晴らしい活動拠点となりそうです。
 匠たちの作業の邪魔にならないよう気をつけながら、資材の搬出などを行いました。作業後で喉が渇いたところに、「農村カフェ」の大家さんからみかんをいただき、美味しくいただきました。

「農村カフェ」の見学後は、グラウンドワーク三島の渡辺事務局長による講義が行われました。三島市の街中(都市部)と箱根西麓(農村部)というフィールドに存在する多彩な地域資源の掘り起こし方や、それらの活用方法などの環境コミュニティ・ビジネスといった視点から、どうすればもっと街中と箱根西麓をさらに元気にすることができるか、を考えました。
 街中には農業をやりたい市民がたくさんいる一方で、箱根西麓では農業から離れる人もいるというようにニーズにミスマッチが起こっており、それを上手く結びつけることが重要ではないか、との話でした。