富士山の湧水が育む梅花藻見学ツアー

グラウンドワーク三島インストラクターの皆さんの発案による、『富士山の湧水が育む梅花藻見学ツアー』を行いました。

三島から参加の9名を、ふじのみや市民環境会議の皆さまが温かく出迎えてくださり、富士宮市内に生育する梅花藻スポットを案内してくれました。


グラウンドワーク三島とふじのみや市民環境会議様とは、ともに梅花藻の保全・育成を通して交流していて、昨年9月には、20名の皆様が、三島梅花藻の里をはじめ、源兵衛川中流部のミシマバイカモの見学に訪れてくださり、11月には富士宮市で行われたバイカモサミットに三島から12名が駆けつけました。


今回の見学場所は、日に五万トンの湧水量を誇る富士養鱒場をはじめ、宝蔵院横の水路や、富士宮市景観賞を受賞したよしま池、ジャスコビオトープ神田川の梅花藻ロードと浅間大社の湧玉池です。

なんといっても印象的なのは、どの見学地でもあふれんばかりの水量の湧水に、青々とゆれる梅花藻の姿でした。

富士宮の豊富な水量に、いきいきと繁茂する梅花藻に、三島から参加したメンバーは「きれいね。この水量がうらやましいわ」
富士宮側からは「我々は、あの美しい源兵衛川がうらやましいです」とのこと。

また、梅花藻の育成条件や手入れの方法、成功例や失敗談などを交えて、互いに梅花藻の保全と育成について厚い思いを交換しあいました。

ここ三島でも大切にされている、清流のシンボル・梅花藻は、富士宮の地でも、その美しい色と姿にこころが和むと大切にされていました。