「腰切不動尊」祠改修工事 安全祈願祭【動画追加しました】
本日、腰切不動尊の工事着工に伴いまして、安全祈願際が執り行われました。
最近、腰切不動尊の祠で屋根からの雨漏りが発見され、緊急性が高いことから、腰切不動尊の維持保存のために祠の改修工事を行うことといたしました。
腰切不動尊は、寛永10年(西暦1633年)に御殿川の川底で見つかった石の仏像です。腰から上しか彫られていないので、腰切の名で呼ばれるようになりました。この不動尊は、腰から下の病や安産に御利益があるとされ、長い間多くの人々に信仰されてきました。この不動尊が忘れ去られようとしていたところ、平成11年(西暦1999年)に地域の皆さまと、日本大学国際関係学部の学生、そしてNPO法人グラウンドワーク三島などが「大祭」「例祭」を復活させ、守ってきました。
この工事には50万円ほどの改修費用を必要としますので、広く浄財のご寄進を仰ぎたく、現在、皆様にお願い申し上げております。ご寄進を希望されます方は、グラウンドワーク三島事務局までご連絡願います。
1.ご寄進額は 一口「1,000円」からとし、何口でも承ります。寄進方法は、下記振込先へのお振込み、又は、グラウンドワーク三島事務局へご持参ください。
振込先:ゆうちょ銀行 店名:二三八 店番:238 普通貯金 番号:40449602
2.ご寄進者の方々のお名前は、棟瓦に記入し、その瓦を屋根に設置します。よろしくお願いいたします。
なお、竣工式を1月30日に予定しております。祠の完成披露となりますので、ぜひ、こちらにもご参加くださいませ!
1月8日、動画を追加しました。
「腰切不動尊」祠改修工事(渡辺事務局長説明)【グラウンドワーク三島】
グラウンドワーク・インキュベーション中間研修
I期グラウンドワーク・インキュベーション中間研修を行いました。
今日集まったのは、11月のビジネスプラン・コンペティションで起業支援対象者として採択された方々。
研修では、まず、法人設立の手続きについて学びました。
初めて起業する人にとっては、どんな形態の法人がよいのかも悩むところです。
また、会社経営の経験があっても、NPO法人の立ち上げとなるとわからないことがあったり。
皆さん、真剣に講義を聴いていて、質問もたくさんしていました。
起業への真剣さが感じられます。
午後からは、グループに分かれて、お互いの事業ブランやその進捗状況などについて発表し合いました。
お互いの話を聞き、ディスカッションをすることで、情報や新たな視点を得ることができた方も多かったようです。
意外なほど、グループディスカッションは盛り上がり、参加者同士の交流も深まったようです。
起業する業種は違っても、起業の悩みを話し合ったりできる仲間がいることは心強いはず。
この研修を機会に、皆さん交流を深め、お互いを刺激しあってほしいと思います。
年末の忙しい時期で、かつ、体調も悪い方もいらっしゃった中で、参加していただき、皆さん、お疲れさまでした。
そば打ち教室@via701
年末恒例のそば打ち教室。
今年もやりました!
今回は20名近い人数がそばを打ちました。
これまで、三島そばを一緒に育ててきたメンバーも、初参加の方もワイワイ楽しくそばを打ちました。
でも、人数が多いので、そば打ち先生は教えるのに大忙し。
そして、切るのも難しい。
こんなふうに均等に切れればいいけれど、初心者は太くなったり、細くなったりしてしまいます。
みんなでそばを打った後には、先生が打ったそばを試食。
おいし〜い。
先生の打ち方もよいのでしょうが、箱根西麓のそば畑で種から育て、刈取りや脱穀も自分でやった三島そばの味は最高です!
そば打ち教室は、来年も行う予定です。
また、そばも来年も種から育てますので、ぜひ、興味のある方は参加してみませんか?
自分で育てたそばで、そば打ちをするのはとっても嬉しい。
お問い合わせは、グラウンドワーク三島までどうぞ。
グラウンドワーク三島ホームページ
今年最後の野菜市
合同企業ガイダンスでインターンシップをPR
浜松アクトシティで行われた合同企業ガイダンスで就活をする学生へ「グラウンドワーク・インターンシップ」の紹介をしてきました。
就活のためのミニセミナーの後に、渡辺事務局長から就活をする学生へ向けてのエールとグラウンドワーク・インターンシップについての話をしました。
その後は、興味を持ってくれた学生にブースにてインターンシップの詳細を説明。
ボランティアに興味のある学生、環境やまちづくりに興味のある学生などが話を聞きに来てくれました。
熱心に話を聞いてくれて、ありがとうございました。
明日は沼津きらメッセ、明後日はツインメッセ静岡の合同企業ガイダンスでグラウンドワーク・インターンシップの紹介をします。
参加される学生さん、ぜひ、グラウンドワーク三島のブースにもお立ち寄りください。
源兵衛川ホトケドジョウ生息環境再生ワンデイチャレンジ/専門委員会を開催
グラウンドワーク三島では、今年度、絶滅危惧種ホトケドジョウの繁殖に適した生息環境の再生創出による、源兵衛川の生物多様性の保全活動に取り組んでいます。
市民・NPO・企業・行政とのパートナーシップにより清流がよみがえった源兵衛川では、平成19年12月、中流部で生コン流出事故が発生し、清流のシンボルである清流のシンボルであるホトケドジョウ(静岡県レッドデータブック絶滅危惧IA類)をはじめ、多くの魚類や水生生物が死滅しました。平成21年度までの3年間にわたり実施した生態系調査からは、ホトケドジョウの生息数が事故前の水準までに回復されていないことや、外来種・園芸植物などが繁茂し、昔の「源兵衛川」の環境が失われていることが明らかとなっています。
そこで今年度は、魚類や水生生物の「生態系調査」と「専門委員会」の開催、子どもや市民対象の水辺自然観察会、三島街中カフェへの「源兵衛川希少種水族館」の開設、「源兵衛川ホームページ」の開設準備などを進めています。
今回、源兵衛川4ゾーンの三島中央病院沿いを対象地として、ホトケドジョウの繁殖に適した水辺環境の再生を行う「ホトケドジョウ生息環境再生ワンデイチャレンジ」を実施しました。外来植物の除去と共に、水草の生える浅瀬と水辺から陸にかけての在来植物群落を復元させ、ホトケドジョウの繁殖に適した水辺環境の再生を目指すものです。
実施にあたり、専門委員とグラウンドワーク三島スタッフによる現地調査を実施しました。
対象地では、外来種のハーブ類やトキワツユクサ、カラー、キショウブが繁茂しており、在来種のセキショウやクサヨシを圧迫していました。
特に、トキワツユクサの繁殖力が強く、セキショウを覆いつくしていました。
これら調査結果をもとに、12月18日、源兵衛川専門委員会を開催し、ワンデイチャレンジの実施方針について検討し、第1回目は、対象区間の外来種の除去を中心に実施することとしました。
ワンデイチャレンジ当日は、東京都や山梨県からの大学生、三島ホタルの会、源兵衛川を愛する会、グラウンドワーク三島インストラクターやスタッフなど約30人が参加し、富士常葉大学非常勤講師の加須屋真先生の指導のもと、作業をスタートしました。
長靴で川に入り、例年より水量の多い川に足元をとられそうになりながら、鎌などで外来植物を刈り取り、土嚢袋やごみ袋に詰め、搬出する作業に取り組みました。
水路脇に生えているトキワツユクサは、手でつかんで引き上げることができますが、サワガニなどが隠れています。それら水生動物も一緒に除去しないように、丁寧に探して逃がします。地道な作業が続きます。
約2時間の作業で、外来植物をきれいに除去することができました。特に右岸は、一面を覆っていたトキワツユクサを除去し、石垣が見えるようになりました。
搬出量は、土嚢袋・ゴミ袋合わせて100袋にもなりました!参加いただいた皆様、たいへんお疲れ様でした!
平成23年1月に予定している第2回作業では、溶岩などの配置による瀬と淵の創出などに取り組みます。
また、1月11日からは、生態系の再生や生息環境の維持管理について学び、人材育成を行う「源兵衛川エコレンジャー養成講座」を開講します。源兵衛川の生態系や自然再生に興味と関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
なお、静岡新聞にホトケドジョウの「住まい」整備 三島・源兵衛川として記事が掲載されました。